大阪市のホームページでも『災害時の食の備え』について記載があります。日ごろから、自分自身と家族や周りの方の「食」のために、最低3日分、できれば1週間分の食品を備えておきましょう。と書かれています。ところでみなさんのおうちでは非常食備えていますか?


非常食について勉強しよう。
災害時は平時より時間がありません。ですので平時に持ち出すものをまとめて置かないと、あわてていて何がどこにあるか、何を持って逃げればいいか、わからなくなります。
2012年に南海トラフ地震で34.4メートルの波が来る町がつくった防災用品
南海トラフ巨大地震の被害想定で日本一高い津波高34.4メートルを突きつけられた高知県黒潮町。その町に住む住民が出した答えは 「あきらめない」 でした。
「日本一危ない想定の町」に住む住民は開き直った。この弱みを強みに変えるよう。町は防災推進と地域産業振興とを連動させることで町おこしをはじめました。
黒潮町の出資比率が75%の第三セクターで、缶詰などの防災関連食料品の製造および販売する会社を設立。
缶詰は、常温で長期保存ができるといった「缶」の保存機能だけではなく、旬の食材の持つおいしさと栄養素を閉じ込めることができる多様な機能があります。それは、料理技術の結集である「真空高圧料理」そのものであり、味そのものを美味しく高める、優れた調理機能です。 災害時において不足する栄養バランスや、非常時に食べ慣れないものを食べることのストレスについても考慮し、普段の生活に溶け込んだいつでも食べたい非常食を作ろうとの思いから、日常のおいしさ、ふるさとの多様な味を詰め込むことができ、もしもの時に日常を取り戻せる食品=「缶詰」づくりに挑戦することとしました。
この缶詰が入った「わが家の備え」セットは缶詰以外にも、アルファ化米、海洋深層水 、そして 発熱材付き。さらにさらにこの備えセットのすごいところは、梱包の箱が段ボールトイレになるということです。水も入って重いセットですが、このセットを持って避難所に行けば、無駄がありません。
おいしいだけではなく、誰でも食べれます。
この缶詰は、なんと7大アレルゲン不使用。もし避難所に行ってアレルギーのある方にも食べていただくことができます。
今回紹介した高知県幡多郡黒潮町の株式会社黒潮缶詰製作所のわが家の備え〈おいしくしのぐ2Dayグルメセット〉は一人なら2日分、二人なら1日分という最低3日分にも届きませんが、このセット以外にスーパーなどで売っているレトルトや缶詰を用意しておけば、良いかと思います。
最近話題のふるさと納税でもお礼の品としても、入手できます。
またこの株式会社黒潮缶詰製作所のわが家の備え〈おいしくしのぐ2Dayグルメセット〉を6月1日のごみゼロ大作戦!区内一斉清掃!!の清掃活動終了後の浪速区民センターで実際のこのセットを展示したいと思います。チラシも50部以上送っていただきました。
自分にぴったりの非常食を見つけてください。
今日ご紹介した製品はほんの一例にしかすぎません。筆者がこの商品が好きなのは、津波が34メートル来ると言われる町が津波にあきらめず戦うという気持ちを応援したいという意味もあります。ぜひあなた独自の防災非常食を見つけてみてください。
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